造成工事説明会を開催 市は参加せず 責任が問われる

 令和4年3月13日に早川自治会館にて、組合主催の造成工事説明会が開催され、私も参加しましたので概要を報告します。業務代行者の大日本土木株式会社の現場代理人北原真一さんが、説明と回答を行いました。

 今回の造成工事は整地まで。令和6年3月31日までの工事期間を通して、工事車両の通行量は大きな変化はないとのことです。

 6人が質問しました。どの質問・要望も住民の環境を守り、理解を得るためには必要なことです。

 事業を進めるのは組合ですが、市は対象事業費の30%を組合に助成して支えています。そもそもこの区画整理事業を計画したのは綾瀬市です。相応の責任があります。要望に応えていただきたいと思います。

 主な質問・要望と回答(⇒の後の部分)は次のとおりです(文責こしかわ)。

 区画整理は早川城山住宅地の住民全員にとっての問題

 ① 工業用地になるということで気にしている。区画整理に隣接する一部の住民だけでなく、早川城山住宅地全体の問題だ。説明会の案内は早川城山住宅地の住民全員にしてほしい。⇒回答なし。

 埋設されていた産業廃棄物は大丈夫か? 処理費用は地権者が負担する

 ② 市のホームページには載っていないが平成2年9月の説明会で地権者の方から、事業用地には産業廃棄物が埋まっているとの発言があった。産業廃棄物は処理しているのか。処理費用は地権者が負担することになっている。健康被害が心配だ。その成分を調べて公表してほしい。⇒埋蔵物調査は、手続きとしては終了した。産業廃棄物の内容は二次製品と鉄など。健康被害になるものはなかった。写真をとって提出する。成分を調べて公表することは検討させて。

 ③ 産業廃棄物について深さ5mでボーリング調査を行ったと言っているが、地権者の方は事業地中央の深いところに埋めたと言っていた。もっと深いところを調べて。⇒回答なし。 

 防塵対策を強化して

 ③ 現在でも北東の風が強い時は土ほこりが飛んで、洗濯などに被害が出ている。工事中は防塵ネットではなく防塵シートを計画の3メートルではなく5メートルにして、住宅地との間だけではなく、城山中学側にも設置して。防塵対策としてスプリンクラーを設置して。⇒内容が変わると事業費が変わる。ここでは答えられない。城山中学校側には1mの防塵ネットを設置する。防塵ネットをシートにするのは調整させて。 

 住民に迷惑をかけないことを約束して、記録に残して

 ④ 現在でも城山中学校側の側溝が土で埋まって道路に雨水が流れ出している。調整池からの排水は、対策を考えて。

 ⑤ 北側道路の拡幅工事中は、住宅地側の道路に大型車が来る可能性がある。そうならないようにして。⇒事業地内を整地して大型車が通行できるようにしてから、北側道路を拡幅する。工事車両は事業地内で待機するようにする。

 ⑥ 工事を円滑に進めるには住民との情報共有が大事。工事に関する情報は「場外掲示板」への掲示ではなく、市のホームページを利用するなどして、早川城山の全住民が見れるようにして。

 ⑦ 公園の規模は15m×30mで約4500m。調整池の上につくる。

 ⑧ 住民に迷惑をかけないことを約束して、記録に残して。

 ⑨ 今日の説明会の議事録を作成して、市か組合のホームページで公表して。⇒市と組合に相談する。

 綾瀬市の担当部局は、 都市部 都市整備課 まちづくり担当 

電話番号:0467-70-5629 FAX番号:0467-70-5703

 E-mail:wm.705629@city.ayase.kanagawa.jp です。

 区画整理事業に関するご質問ご相談などありましたら、綾瀬市早川中央土地区画整理組合事務所までご連絡してください。

開所時間 午前9時00分から午後5時00分(月曜日から金曜日 祝日除く)

綾瀬市早川2297-1 電話番号 40-3282  FAX番号 40-3283

 

 造成工事に関する問い合わせなどは、下記までご連絡ください。

大日本土木株式会社 綾瀬造成作業所 

現場代理人 北原真一 電話046-200-9131