厚木基地について 市に要請

 厚木基地爆音防止期成同盟綾瀬支部は2月3日、綾瀬市長と教育長に対して、次の4点について要請しました。
 1,小中学校の卒業式、入学式の時は、軍用機の飛行を自粛することを国と米軍に強く求めること。
 2,爆音被害の解消と基地機能の縮小、基地返還に向けて、関係機関への働きかけをこれまで以上に取り組むこと。
 3,有機フッ素化合物の基地外流出について、河川などの定期的な水質検査と監視強化を図り、厚木基地に対して厳重な環境保全を求めること。
 4,綾瀬市駅伝競走大会のコースを基地内周回ではなく、市内道路に変更すること。

早川城山公園前から南に延びる道路はなぜ通行止めに?

 早川城山公園前から南に延びて、畑の中を通って市役所横の海老名につながる道路につながる道路はなぜ通行止めになっているの?

 すでに舗装工事は終わっているのになぜ? と疑問に思った方も多いと思います。

 市の道路管理課の話では現在、市役所横の海老名につながる道路との交差点の信号設置について関係者で協議中。信号が設置された段階で開通になるとのことです。

 信号設置がいつになるかは、未定とのことです。

 この道路が開通すると南北の交通が便利になりますが、交通量が増加することが想定され、通学の安全確保が必要になります。

 

 

 

駅伝大会は米軍基地ではなく、市内道路で

 来年1月15日に第45回綾瀬市駅伝競走大会が開催されますが、これまで市内の道路を使って行ってきた駅伝コースですが今回突然、厚木基地を周回するコースに変更しました。協力として「米海軍厚木航空施設」が入っています。
 目的に掲げる「市民相互の親睦を深める」ことは限定され、これも今回初めて入った目的の「基地との交流」だけをアピールすることが見え見え。
 中国との戦争を準備している米軍基地は危険極まりない存在です。
 いまこそ、米軍基地撤去の声を大きく上げるときです。

高校3年生まで医療費が無償に!

 綾瀬市では昨年末に、うれしいことが決まりました。

 12月議会で古塩市長が「高校3年生まで医療費を無償化する」と表明したのです。

 実施開始時期は未定ですが、令和5年の夏以降になるとのことです。

  私も求めていましたが、議会の複数の会派からも要望が出されていました。

あけましておめでとうございます

 昨年は大変お世話になりました。

 米国言いなりで、中国との戦争準備を進めている岸田政権のもと、厚木基地の危険がますます高まっています。

 国民生活を破壊する、中国との戦争を阻止しましょう。爆音解消・基地撤去を求めます。

 軍事費拡大ではなく、生活支援を拡大する国政・市政に変えましょう。先頭に立って頑張ります。

 4月の綾瀬市議選に立候補予定です。

 今年もよろしくお願いいたします。

二〇二三年 元旦 こしかわ好昭

中国を敵にするな!

 「日中不再戦を求める」陳情を不了承にした綾瀬市議会 

 米国は台湾独立をあおって中国が台湾を武力統一するように挑発する危険な状況を作り出し、岸田政権もこれに同調した政治を進めています。

 中国は日本の隣国で日本の最大の貿易相手国。今後も経済成長が見込まれる重要な国です。中国を敵視する外交では、日本の平和も経済発展もありません。

 私は6月の市議会に「日中不再戦を求める意見書を国に提出することを求める」陳情を提出しましたが、常任委員会で不了承となりました。

 市民の平和と発展を守る市議会が必要です。

騒音評価は、ハイリー・アノイアンスで実施を!

 ハイリー・アノイアンス(HA)とは、聞きなれない言葉ですが、欧米では主流の考え方です。

 「アノイアンス」とは英語で「いらだち」「悩み」「腹立ち」といった、比較的深刻な被害感が含まれており、欧米における社会調査では広く使用されています。

 ハイリー・アノイアンス(HA)とは、社会調査で「非常に悩まされている」と回答した人(72%HA)が何割いるかという考え方で、騒音で実際に苦しんでいる人の割合を反映したものとなります。

 第五次厚木基地爆音訴訟の第17回口頭弁論で、横浜国大名誉教授の田村明弘さんは、同じ音量(㏈)でも軍用機は他の発生源と比べて、「うるさい」と感じる人が特別多いことを明らかにしました(下の図)。

 騒音度調査はハイリー・アノイアンスの考え方で行い、他の騒音規制と同じ水準の72%HAが30%となるようにすべきです。