厚木基地は早期返還、日米地位協定の抜本改定が必要

 6月16日の一般質問で私は、玉城デニー沖縄県知事が地域外交室を設置して米国、韓国を訪問。7月には中国を訪問予定で、県独自の地域外交を進めるなどして戦争回避、平和交流の動きを進めていることや、沖縄県、石垣市の議会がそれぞれ3月に「抑止力」向上ではなく、外交と対話による平和構築を求める意見書を採択したことを紹介。
 米軍と自衛隊の厚木基地を抱える綾瀬市も参考にするように発言。米軍基地から昨年PFOSが、今年は航空燃料油が流出して、市内を流れる蓼川を汚染したこと。油の流出で親水公園は一時は立ち入り禁止になったことを指摘。
 市民の平和と安全を守るために、基地の早期返還が必要。日本側の意向で米軍基地に立ち入り調査ができて安全管理、再発防止策も日本側の意向が十分反映できるように、日米地位協定の抜本改定を求めることがますます必要となっている、と強調しました。
 写真は、オイルフェンスが張られた立川橋。

5階ベランダに、住宅地に向けて室外機を設置予定 早川城山の巨大物流倉庫

 早川城山住宅に隣接して巨大物流倉庫が建設される計画で、倉庫5階のベランダでは住宅地に向けて空調機の室外機が設置されることが4月15日の事業者による説明会で明らかになりました。住宅地での騒音被害が懸念されます。

 説明会には65人が参加。関心の高さを示しました。

 トラックは1階の倉庫に入るために、出入り口から倉庫の周りをまわって入るそうです。ここでも騒音が出ます。

早川城山住宅に隣接して巨大な物流倉庫「ロジQ(仮称)」が建設されることに、住民から怒りと不安、心配の声が 市は対応を!

 現在、綾瀬市の計画に基づいて早川中央土地区画整理事業が進められています。東急不動産が土地を買い取り、造成工事がほぼ終わりました。

 3月9日には東急不動産による住民説明会が行われましたがそこで初めて、早川城山住宅に隣接して高さ36.5メートル、建築面積24,860平方メートルの巨大な倉庫「ロジQ(仮称)」ががそびえ立つことが明らかになりました。

 これを聞いた住民の皆さんからはいま景観が損なわれる、大型車の通行が増えて交通安全が心配される、いまでも大型車が通るたびに家が揺れるのにどうなるのか、日当たりが心配だ、中止するとか、もっと規制するとかなんとかならないのかなど、多くの反対と心配の声が上がっています。

 市は22年度予算で対象事業費の30%を組合に助成して支えています。そもそもこの区画整理事業を計画したのは綾瀬市です。相応の責任があります。要望に応えていただきたいと思います。

 3月9日の説明会の案内と、同時に配布された資料の中から、物流倉庫の概要を示したものを紹介します。