戦争の元凶 米軍基地は早期返還を! 12月市議会の一般質問で求める

 私たちは今、ウクライナの戦争に加えてガザでの戦争で、多くの民間人、とりわけこどもたちが犠牲になっているのを目の当たりにしています。ウクライナではロシアが侵攻してからこれまで、兵士が24,500人、民間人が5,500人死亡。ガザでは18,000人が死亡しています。

 どちらも背後には米国がいて、ウクライナには武器援助を続けて、ガザでは国連の安全保障理事会での停戦提案に拒否権を発動して、戦争を長引かせています

 米国は第二次世界大戦以降、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争と武力で他国に進攻し、いずれも失敗して負けて帰っています。そして、今度は台湾有事をあおって、日本を戦場にしようとしています。米国は戦争を進める、大変危険な国です。

 日本はいま日米同盟をやめて、自主的にアジア諸国との平和共存を図ることこそが必要だということを、市民の平和と安全、発展を図るために必要なことだということを国に対して訴えるときだと思います。

 2023年11月には海上自衛隊と米海軍、オーストラリア海空軍、カナダ海空軍及びフィリピン海軍との連携を強化するとして、共同訓練が行われ、厚木基地には演習に参加するカナダ海空軍の哨戒機CP-140(1機)とオーストラリア海空軍の哨戒機P-8A(1機)が、機体整備等のために使用しました。

 中国を戦争相手と想定した、戦争準備が進められています。

いまこそ基地の危険が増したことを市民に訴えて、基地の早期返還を求める時です。