日米地位協定の抜本改定 全国知事会が初提言

市と議会の要望実現に生かして

本市議会では厚木基地の騒音解消や早期返還を求めています。基地の問題を解決する上で、在日米軍に占領軍的な特権を与えている日米地位協定を抜本改定し、在日米軍米兵を国内法で規制できるようにすることが欠かせません。
本市議会としましても、毎年8月頃に国に提出している「厚木基地に関する要望書」で「日米地位協定の抜本改定」を求めています。
そのような中、全国知事会は7月に初めて、「日米地位協定の抜本的な見直し」を国に求める提言を全会一致で採択し、国に要請ました。
9月議会の基地対策特別委員会では、「「厚木基地に関する要望」行動の概要が報告されました。
そこで、地位協定の抜本改定について全国知事会が提言を出したことは非常に意義が深い。市と議会の要望に対しても、強い応援となっている。市としてはこのことに触れて、要望したのか、と質問しました。
市としても、全国知事会の提言に触れて要望したということです。
全国知事会の事務総長は、元神奈川県副知事の古尾谷光男さんがやっています。私はお会いしてお話をお伺いしたことを紹介し、全国知事会としても、住民の安全を守るためには日米地位協定の抜本改定が必要という思いでやっている。協力して実現を図ろう、と呼びかけました。