こしかわ好昭 市議会報告 2015年4月
ダイエー綾瀬店が閉店
綾瀬市の産業政策の失敗
ダイエー綾瀬店が閉店する。近隣では一昨年、小型の食料品スーパーが閉店しており、地域住民の間では「買い物難民になる」との声が上がっている。とりわけ高齢者などには深刻な問題である。
こしかわ好昭は綾瀬市議会で、今後どうなるのか、市としてはどうするのか、問いただした。市長答弁は、食料品販売を含めた同様な店舗を建物所有者に要望し、所有者も交渉中ということだった。
しかし、大型店は都合が悪くなればまた撤退する。それまでの間は買い物難民が発生する。そもそも市が進めた深谷中央区画整理事業で2005年に大型店が開業するなどした結果、大型店同士の競争が激化し、地元経営の小売店が廃業に追い込まれた。店が遠くなり市民は不便になった。雇用も2割も減少。しかも、大型店の従業者は賃金の低いパート労働がほとんどである。市内経済としても、大型店の売上げは市外の本店に吸い上げられて、市内の資金循環が破壊され経済力が弱まった。
そこで、こしかわ好昭は、綾瀬市の経済発展を考えても、高齢化が進む地域の消費者の利便性を考えても、大型店の進出を抑えて、地域に密着した地元の人々が経営する商店の発展を重視する方向に変える必要があると思うが、どう思うか。意欲ある若者による出店を支援して、市内商業の活性化と市民生活の利便性を図るべきと主張した。
この問題は、工業でも農業でも同じである。こしかわ好昭は「地域で頑張る工業、農業、商業の中小事業者こそ応援する市政」を目指している。
介護保険料引き上げに反対
市議会に綾瀬市介護保険料の引き上げが提案された。こしかわ好昭は、安倍政権のアベノミクスで物価が上昇し、市民生活が苦しくなっている中で引き上げるべきではないと反対した。綾瀬市は、この間、国保税率を引き上げ、スポーツ施設や公民館の使用料も引き上げた。政府が消費税増税や年金削減など国民生活破壊を進める中、せめて綾瀬市は市民負担を和らげる施策が必要である。
沖縄の衆議院議員(元自民党沖縄県連顧問)
仲里利信先生が応援メッセージ
2期目に挑戦するこしかわ好昭議員に、沖縄県第4区選出の衆議院議員、仲里利信先生から応援のメッセージが届いた。先生は、元自民党の方で県議会議長、自民党県連顧問だった。しかし、政府が強引に沖縄に新たな米軍基地を押し付ける暴挙に抗議し、自民党を離党。県政財界の多くの方々とともに昨年、「オール沖縄」で基地建設反対をめざす翁長知事を実現した。自らも12月の総選挙で衆議院に当選された。
昨年4月、横浜で「沖縄に連帯しアジアの平和をめざす集会」で講演された(写真はその時のもの)。こしかわはその集会実行委員として活動したご縁で先生の応援を頂けることになった。
こしかわ好昭さんの2期目の出馬によせて
こしかわ好昭さんの2期目の出馬について、ご挨拶と激励を申し上げます。地域の活性は、そこに住む人々とその地域に合った産業や文化を大切にして初めて可能になります。今の政府や首長の政策や施策では産業が衰退し、地方は疲弊するばかりです。地方議会議員が先頭に立って、声を上げなければ改善は望めません。
こしかわ好昭さんが掲げる公約はまさに綾瀬市の改革に必要な施策であります。「右も左もない、オール綾瀬」の理念でこしかわ好昭さんを再び市議会に押し上げましょう。私も衷心より応援いたします。
平成27年4月吉日 衆議院議員 仲里利信